フラット化

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フラット化

Icon - Operator - Remove Form

フラット化ツールは、サーフェスのテクスチャから、サンプルの固有形状を除去するために使います。ProfilmOnlineは、この機能を実行するために次の5つの手法を備えています:平面、法平面、球形、多項式、円柱。

 

このツールを使う場合、まず分析オプションを選んでから、読み込むスキャン画像を選択してください。フラット化画像 は加工後のサーフェスです。一方、形状画像 はスキャン画像から差し引かれた形状の形を示しています。

 

Dialog - Operator - Flatten

操作:形状除去ダイアログボックス

 

平面:

3つの点を選ぶことにより、水平化 – 3点機能と同じ方法で画像全体を通る平面を生成し、サーフェスから除去します。平面生成のための点は、ProfilmOnlineが選択します。

法平面:

サーフェス内のファセットに対し平行な平面を計算することにより、水平化 – ファセット機能と同じ方法で作用します。ステップ高さ基準のような、さまざまな高さの複数の平面を持つサーフェスに最も適しています。

円柱:

円柱手法は、測定サンプルから固有の円柱形状を検出し、除去します。この機能は、円柱の頂上部が完璧な垂直または水平方向に向いているほど、最適に作用します。

球形:

ソフトウェアは画像から最もフィットする球形を検出し、除去します。

多項式:

多項式手法は、測定サーフェス全体に最もフィットする多項式曲線を計算するのに使われます。除去するサーフェスが複雑なほど、より多くの多項式次数が必要になります。次数は1~13の範囲で、テキストボックスに入力することができます。

 

スキャン画像内に定義した領域を、形状除去分析から除外することができます。開始画像をクリックして除外範囲を作成するための点を定義(最低3点が必要)し、ユーザー定義多角形を追加するか、またはサンプル上に調整可能な矩形または円形の輪郭を置くことで定義してください。一度に複数の輪郭を使用することができます。

 

輪郭を定義したら、選択領域を無視 ボタンをクリックして希望する特徴を除去するか、選択領域を使用 ボタンをクリックして置き換えてください。無視された領域はセピア色で強調され、使用した領域には虹色が使われます。使用/無視を交換 ボタンを使い、使用する領域と無視する領域を切り替えることができます。画像全体を使用 ボタンをクリックすると、全ての輪郭が削除されます。